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オゾン発生器は、うまく使えばシックハウス症候群のもとになるホルムアルデヒドをすばやく分解したり、空気中のウイルスなどの殺菌を行いウイルス感染などを防いでくれます。
オゾン(O3)は、青臭いにおいがする酸素の同素体です。非常に不安定な物質で、分解して酸素(O2)に戻りますが、このときの発生期酸素(O)が強い酸化力を持っていてこの酸化力のおかげで臭気物質や化学物質の分解や殺菌、漂白が可能となります。
O3 | → | O2 | + | (O) |
オゾン | | 酸素 | | 発生期酸素 (強い酸化力で他の物質を燃やす) |
オゾンの酸化力は、フッ素に次いで強いもので有機物、無機物を強力に酸化分解します。要するに燃やしてしまうのです。
また、地上25Kmにあるオゾン層は濃度が10〜20ppmで、有害な紫外線を吸収しています。
海岸や森林地帯ではオゾン濃度が0.05ppmぐらいのところもあります。
オゾンによる殺菌の仕組み
オゾンによる殺菌は「溶菌」と呼ばれ、細菌の細胞壁を分解し細胞内の成分が外に漏れ出すため細菌は死滅します。
また、細菌より小さなウイルスも不活性化しますが、主な原因はRNA(リボ核酸)を損傷するためと言われています。ウイルスはDNAは持たずRNAを複写して増殖するため、RNAが壊れると増殖できなくなります。
オゾンで生活空間の空気を殺菌しておけば、風邪を引き起こす細菌やインフルエンザのウィルスも怖くありません。
オゾンによる脱臭
多くの臭気はアミン類・アンモニア・硫化物・ニコチンなどの微量の臭気物質が空気中に漂うために発生します。オゾンは、分解するときの発生期酸素により臭気物質を臭わない物質に酸化分解することで強力に脱臭します。
オゾンによる化学物質の分解
脱臭などと同様に、オゾンは揮発性の化学物質、例えばシックハウス症候群の原因物質ホルムアルデヒドなどはオゾンによる発生期酸素で極めて強力にすばやく分解されます。ですから新しい建物などで接着剤から揮発性の化学物質が出ている閉鎖された室内などでは常時、微量のオゾンを発生させ、人がいない場合はオゾンの濃度を上げて空気中の化学物質を常に分解することが勧められます。
オゾンを使用するときの注意
オゾンは強い酸化力と独特の臭いがあります。必要以上に生活空間のオゾン濃度を高めるとオゾン臭が気になる場合や粘膜を傷つけたり頭痛がするといったケースが発生することがあります。
このような場合は、オゾンの分解量よりも発生量が大きくなりすぎていますので発生量を減らす必要があります。
最も安全なのは人がいないときにタイマー設定でオゾンで室内を脱臭・殺菌することです。但し人体が細菌の発生源だったりする場合や人の出入りが頻繁な場合、新築の家やマンションなどの常時化学物質が漏れ出している場合は、微量のオゾンを出しつづける必要があります。
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